歯に関する素朴な疑問

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歯を磨くのは食後スグか30分後か?

歯磨きをする場合のタイミングについては、
「寝る前の歯磨き」と「朝の起床後の歯磨き」の有効性については
歯科医師間で異論がないようですが、
「食後すぐに歯を磨くべきか30分以上経過してから磨くべきか」ということについては、
意見が対立しているようです。

 

わが国では古くから「歯磨きは食後すぐにした方がいい」、と言われてきました。

 

そうしたなかで2006年頃から
「食後の歯磨きは30分経ってから」という説がメディアで紹介されるようになりました。

 

2010年のNHKテレビでの「ためしてガッテン」での放映、
2011年にアメリカの歯科団体の発表などがこれまでの歯磨きの常識を覆し、
今では歯磨きの新常識になりつつある状況です。

 

そうしたことに警鐘を鳴らしたのは日本小児歯科学会で、
2012年にホームページで「食後の歯磨きについて」の見解を発表したのです。

 

その見解では「30分経ってから」などといったことを気にする必要はなく、
食後はむしろ早めに歯を磨いた方がいいとの注意を促しています。

 

「歯磨きは食後すぐにした方がいい」とするのは、
「食後スグに歯垢とその中の細菌を取り除き、脱灰を防ぐことが重要である」
「食べカスを放置すると虫歯菌が増える」といった根拠です。

 

一方、「食後の歯磨きは30分経ってから」とするのは、
「食後すぐに歯を磨くと歯の再石灰化前に酸や糖で弱められたエナメル質を洗い取ってしまう」
「口の中の食べカスは時間が経過すれば
酸の発生よりも唾液による中和力が上回って歯の再石灰化が始まる」
「プラーク(歯垢)が出来始めるのは食後8時間程度からである」としています。

 

あなたは、いずれの根拠に納得性を感じますか?

 

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親知らずは抜くべきか?

親知らずとは前歯(中切歯)から数えて8番目の歯で、
正式な名称を第三大臼歯という一番奥の大臼歯(大人の奥歯)のことです。
また智歯と呼ぶ場合もあります。

 

通常永久歯は15歳前後で生え揃いますが、
親知らずは概ね10代後半から20代前半に生えてきます。

 

寿命が短く人生50年といわれていたころの昔は、
親知らずが生えてくるころには親はすでに亡くなっているとか、
多くの場合親元を離れてから生えるため歯の生え始めを親が知ることはないといったことから、
親知らずという名前の由来であると言われています。

 

親知らずの生えて来ない人もいますし、
生えていないと思っても歯肉の中に埋まっている人もいます。

 

またきれいに生えることが少ないこともあって、
歯磨きがうまくできず虫歯になったり歯肉が腫れてしまったりするといった
トラブルの原因になりやすい歯です。

 

親知らずを抜くか抜かないかについては歯科医師によって基準に違いがありますが、
親知らずを抜くか抜かないかの一般的な判断基準としては、
「親知らずが、歯としての機能を発揮(咬む)しているかしていないか」と言えるようです。

 

親知らずの咬み合わせの相手の歯が無かったり斜めに生えたりしている、
満足に咬むことができないで虫歯や歯周病で繰り返し腫れたり痛くなったりする、
まっすぐに生えないで腫れたり痛くなったりする、
といった親知らずは抜いてしまう可能性が高くなります。

 

しかし痛みや腫れなどの問題を起こしていない、
痛みや腫れたことがあっても傾かないで正常に生えてきている、
といった親知らずは抜かない可能性は高くなります。

 

いずれにしても、親知らずが痛くなったらすぐに歯科医院に相談することが最善策です。

 

 

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